敬老の日なので、尊敬する祖父母について書きます。
父方の祖父母は他界済みです。祖母は僕が生まれる前に亡くなりました。僕の名前の由来にもなっていて、強く優しい女性だったと父から聞いております。
祖父は元大工で、十数年間我が家で同居しておりました。冬はいつも近所の公園で焚き火をしていて、小学生の頃は共に暖を取っておりました。穏やかで優しい祖父でした。
母方の祖父母は健在で、2人とも唐津浜玉浜崎の旅館に勤めておりました。元板前と仲居、同学年とドラマのような組み合わせの夫婦で、今年で共に米寿を迎えます。
我が家は祖父母の代から決して裕福な家系ではありませんが、母方の祖父は僕たちに良い経験をさせようと、得意分野である料理を軸に様々な素晴らしい体験をさせてくださりました。また、祖母からは礼節を学びました。
母方の祖父母には一つだけ短所(?)がありまして、僕の胃袋の容量を無限だと思っています。1人で訪ねても、親戚一同が集まった時と同じ量のご馳走が食卓に並びます。
田代がここまで大きくなったのは、間違いなく祖父母のお陰です。今後も4人の祖父母の教えを守り、精進してまいります。