詐欺、強盗、殺人……。最近、僕の愛する故郷佐賀で、頻繁にこのような物騒な単語を聞くようになりました。
SNSにはあまり投稿していませんでしたが、これまで時間がある時は、辻立ちをやってきました。新しいのぼりもゲットしてご機嫌でした。
しかし、いつぞやの「目的と手段を間違えるな」という自分の投稿を読み返しているうちに、「僕が辻立ちをする目的はなんだ?」と疑問が浮かんだのです。
結論は、「選挙に通るため」でした。自分が恥ずかしくてたまらなくなりました。政治ごっこをしていたのは僕自身でした。言行一致。この点において、僕は自分を甘やかしたくありません。
政党に所属していらっしゃる方々の場合は、自分の党の認知度を上げることで国益に繋がるとのお考えがあるでしょうから、辻立ちは有効な手段だと思います。
一方、田代ちかひさは無所属無党派無職の男です。こいつが交差点に立っていたからといって、日本も佐賀も良くなりません。
田代が見るだけで幸せになれるようなイケメンか美少女だったら話は別ですが、残念ながら……。
僕は今後、辻立ちも一応やりますが、基本的には時間が空き次第防犯パトロールを優先的に行います。
微力ですが、すれ違う住民の方に「施錠はちゃんとしましょう!」とか、「怪しい電話はかかってきていませんか?」とお声がけするだけでも地域の防犯意識向上に貢献させていただけるはずです。
また、田代は気弱な奴ですが、体格だけはそこそこ良いです。「でかい男が防犯パトロールをしている」事実だけで抑止力になれると希望的に考えております。
田代はほとんどの場合、若さ故に「役に立ちそう」という理由で応援していただけます。ありがたいことですが、それは僕の年齢に期待をしていただいているだけであって、僕自身が評価されているわけではありません。
田代ちかひさは、「役に立ちそう」よりも「役に立っている」でお気持ちを預けていただける男になります。
